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蛇にピアス
2010.06.01 Tuesday 00:28

ピアスの拡張にハマっていたルイは、「スプリットタン」という
二つに分かれた舌を持つ男アマとの出会いをきっかけとして、舌
にピアスを入れる。暗い時代を生きる若者の受難と復活の物語。
Amazon.co.jpより)


第130回芥川賞受賞作。ウチのスタッフに勧められて読んでみた
。経験したことのない暗い生活ぶりに、しばらくどんよりしてし
まう。若者たちは、昔に比べると刺青・タトゥー・ボディピアス
など躊躇なく入れてしまうことが多くなったような気がする。こ
れも一種の自我やアイデンティティーの確立といったところなの
だろうか。もちろん他人に認められたいという願望も潜在的には
あるような気がする。

本著のような過激な生活までいかないにしても、誰しも人生の中
で空虚じみた期間はあるように思う。まともに職につけずフリー
ターの日々を過ごしたり、会社を退職してしまいニート生活をし
ていたり・・・。私も恥ずかしながらその経験があるので、主人
公たちの行き場のない負のパワーはなんとなく理解できた。がん
ばって働けば、誰もが真っ当な報いを受けた時代ではなくなった
。人生観や仕事観、引いては社会全体への狭苦しさへの抵抗なの
かもしれない。深くエグられた痛々しい内容は、他人の話として
割り切るにはあまりにも難しかった。

評価:
金原 ひとみ
¥ 1,260

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